「1月, 2014」

【イベント開催報告】国際ワークショップ 「乾燥地域・半乾燥地における森林造成と水問題」が開催されました

木曜日, 1月 30th, 2014

 

 

皆さまこんにちは。

去る2014年1月28日(火)に開催された、国際ワークショップ(主催:国際緑化推進センター:JIFPRO)の開催報告です。

 

世界の森林に関するFAOの報告によれば、毎年780万haの森林が造成されている一方で、途上国を中心になお1300万haの森林が減少・劣化しているとされており、こうした森林の減少・劣化は、農業開発、鉱山開発等のための森林の他用途への転換や焼畑や過放牧、木炭生産のための伐採などの諸活動により引き起こされています。

特に、乾燥地及び半乾燥地地域では、もともと土地の生産力が低いこと、また住民が貧困状態にあることなどから、森林の復旧により困難を伴う場合が多いことに加え、干ばつの被害を受けやすく、水の消費者となる樹木の植栽については慎重な対応が必要となります。

 

以上のような背景から、「乾燥地域・半乾燥地における森林造成と水問題」というテーマでワークショップが開催されました。

そして、森林造成と水の問題について、基調講演として吉川賢講師(岡山大学大学院環境生命科学研究科教授)、パネリスト報告として山下昌一講師(海外林業コンサルタンツ協会)、Maung Myo講師(ミャンマー国環境保全森林省森林局)、「緑のサヘル」の事務局長である菅川拓也がそれぞれの取り組みを報告いたしました。

 

吉川講師からは、ケニアでの現地調査の例などを挙げながら、水環境の保全などを配慮した森林造成に向けてどのような取り組みをすべきかについてお話しがありました。

山下講師からは、中国の黄土高原の自然環境や生活環境をはじめ、JICAのプロジェクトを通じて実施している森林造成の取り組みについて発表されました。

また、Myo講師は、ミャンマー国や国内の半乾燥地域の概況を述べながら、政府が行う森林造成と水資源の確保に関する取り組みをお話しされました。

そして最後に、「緑のサヘル」事務局長の菅川からは、これまでチャドやブルキナファソで行ってきた集水技術・灌水方法の工夫、村落や小学校において実施している植林活動について発表させていただきました。

 

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「緑のサヘル」事務局長・菅川が講演する様子。

 

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パネルディスカッションの様子。

 

活動国は異なりますが、乾燥地域・半乾燥地において、如何に水を確保し造林を行っていくのか、どの講師の方々も様々な苦労や工夫をされていることがわかりました。講演後のパネルデジスカッションや質疑応答では会場から様々な質問・意見が投げかけられ、有意義なワークショップとなりました。

 

今後も様々なイベントで、「緑のサヘル」の活動を多くの方に知っていただきたいと思いますので、今回ご参加いただけなかった方は、是非またの機会にお越しいただければと思います。

 

 


【応援のお願い】gooddo(グッドゥ)に参加しています!!

水曜日, 1月 29th, 2014

 

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緑のサヘルは、ソーシャルグッドプラットフォームgooddo(グッドゥ)に参加いたしました。
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【イベント開催1/28】国際ワークショップ~乾燥地域・半乾燥地域における森林造成と水問題~

木曜日, 1月 16th, 2014

 

皆さま、こんにちは。

国際ワークショップのご案内です。

 

来る1月28日(火)に、「乾燥地域・半乾燥地域における森林造成と水問題」という国際ワークショップが開催されます。

このワークショップでは、乾燥地域・半乾燥地域における森林造成と水の問題について、基調講演及び現地からの報告を含めた発表を行い、今後の取組方向について会場参加者との間で討議することを計画しています。

 

講師として「緑のサヘル」事務局長の菅川がお話しさせていただきますので、是非ご都合のつく方はお越しください!!

皆さまのご参加をお待ちしております!!

 

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日時:2014年1月28日(火)13:30~16:30(開場13時予定)

場所:国立オリンピック記念青少年総合センター(センター棟309号室)

東京都渋谷区代々木神園町3-1 (アクセス:地図

定員:100名程度(申込み締切は1月24日(金)、定員になり次第締め切ります)

参加料:無料

申込み:下記URLの中にある「申込みフォーム」からお申込みください。

講師・演目等の詳細は、以下のURLをご参照ください。

URL:http://www.jifpro.or.jp/News/disclusure_News/Panel_Discussion_H25.html

 

お問い合わせ先:

公益財団法人 国際緑化推進センター(JIFPRO)

担当・金澤、飯田

toshimasaアットマークjifpro.or.jp(アットマークを@に変えてメールにて担当者の方までお問い合わせください。)

 

*ワークショップの終了後、5時頃から、講師の方々との懇親会(会費:2,000円)の開催を計画しています。

懇親会への参加を希望される方は、ワークショップ参加申込時に合わせてお申込みいただきたく、お願い申し上げます。

会場:国立オリンピック記念青少年総合センター内(調整中)

 

 


タンギエマ村の蛇籠(ガビオン)

火曜日, 1月 14th, 2014

皆さま、栽培地の地力回復のために行っている活動の中で、ザイやディゲットのほかにどのような活動を行っているかご存じでしょうか?

 

バム湖周辺のタンギエマ村では土壌流出が激しく、砂が雨で流れてしまい、樹木の根がむき出しになっているところがありました。

 

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根っこがむき出しになった木の写真。

 

そこで設置したものが、蛇籠(鉄線を用いて籠を作り、その中に砕石を詰め込んだもの)です。

 

Gabions 8

設置された蛇籠。

 

ディゲット(石堤)を設置するのと同様に、石を並べるとともに鉄線の網状になった蛇籠を設置することで、激しい土壌流出を抑え、砂(土)が堆積するようにします。

蛇籠を設置したことで、樹木の根がむき出しになったところが砂で覆い被されました。

 

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根っこが砂で埋まった様子。

 

このように、土壌が流れてしまって栽培地として使用することができなかった土地でも、蛇籠の効果により土壌が堆積し、栽培地を広げることができました。

今後は、栽培地が拡大することによって、住民の方々の作物の収穫量が増えることを願っています。

 

 


新年明けましておめでとうございます

木曜日, 1月 9th, 2014

新年明けましておめでとうございます。

 

旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。

皆さまからは多くのご支援を賜りまして、誠に感謝申し上げます。

 

一昨年に引き続きマリなど隣国の影響を受け、ブルキナファソの治安も安全ではないとされ、2013年の初めから渡航制限がかかったため「緑のサヘル」の活動地であるバム県コングシ市に立ち入ることができなくなってしまいました。

しかし、ブルキナファソ国内の治安状況は安定に向かう兆しがあり、2013年9月より渡航制限が引き下げられたことで、再びコングシ市に立ち入ることができるようになりました。

 

このような状況においても、現地の方々は熱心に活動に取り組み、様々な成果を出してくれました。

家畜飼育ではたくさんの仔羊が生まれ、ザイ(堆肥穴)・ディゲット(石堤)の効果もあり穀物の収穫もできました。

 

今年も現地の方々と協力し、食料生産と生活の向上を目指し、活動に取り組んでいきたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

Recolte de Sorgho Tamponga(サイズ小)

タンポンガ村で2013年11月に収穫されたソルガム。