「2月, 2010」

タカバング村

金曜日, 2月 26th, 2010

タカバングはニジェールとの国境沿いにある村で、緑のサヘルはこの村で1996年からおよそ10年、プロジェクトを行ってきました。住民たちは荒廃地回復、畜耕、石鹸作成、裁縫グループの4グループに分かれて今も活動を続けています。今回、緑のサヘルはその追跡調査に訪れました。

1 (640x480)

緑のサヘルが植えた、砂丘・ガリ侵食を抑制する為の生垣。この生垣で砂の流入・流出を止めます。ガリ侵食とは雨水などの水の流れによって地表面が削られた地形のことで、土壌流出を引き起こします。

ユフォルブ (640x480)

ユフォルブはとても乾燥に強く、このような砂地でも2メートル以上の高さに育っています。


石鹸グループ (640x480)

石鹸グループの女性たち。活動状況のインタビューを行っているところです。

ザイ (640x480)

グループごとに、話し合いは夜まで続きました。

村の生活の様子はまた別の機会にご紹介します。






第41回報告会を開催しました。

木曜日, 2月 25th, 2010



CIMG1843


  2月23日(火)、東京の環境パートナーシップオフィスにて、第41回緑のサヘル活動報告会を開催しました。一般の方をはじめとして、NPO団体の方やJICA職員の方、アフリカでの国際協力に興味のある方など、色々な方が参加して下さいました。


 当日は最初に、事務局長の菅川が挨拶をした後、1月にブルキナファソで現地研修を行ってきたインターンの松本が、簡単なブルキナファソ紹介をしました。その後、現在一時帰国中のブルキナファソ調整員、町から現地のプロジェクトの報告がありました。


報告の途中で、森林活用プロジェクトの一環で行っている養蜂で採れた100%純粋なハチミツの試食をしていただきました。


 緑のサヘルの活動を、より多くの人に深く知ってもらうために、今後とも報告会を定期的に開催していくつもりです。

CIMG1851


CIMG1847


CIMG1828


野菜が育っています

金曜日, 2月 19th, 2010

先月お伝えした、ワガドゥグの小学校での井戸作り後の野菜栽培は、順調に進んでいます。あれから生徒と先生が丁寧に玉ねぎや人参、ナスやトマトの手入れをしており、野菜がすくすく育っています。

555

↑水遣りのデモンストレーションの様子。

IMG_0646

↑随分大きくなってきました。

農業省の技官が定期的に見回り、技術指導を行っています。


森林シンポジウム(2月19日)

月曜日, 2月 15th, 2010

来る2月19日(金)に、東京のJICA地球ひろばにて開催される森林シンポジウムに緑のサヘルが出展致します!以下にシンポジウムの詳細を掲載します。


シンポジウム

 「みんなで守り育む世界の森 ‐企業とNGO/NPOのパートナーシップによる森林保全活動‐」        詳細:http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=12051


<趣旨>
近年、社会貢献やCSR(企業の社会的責任)の一環として、植林などの森林保
全活動に関心を寄せる企業が増えています。多くの企業にとっては、特に海外
での森林保全活動は新たな挑戦であり、より効果的・効率的な活動のためには
海外での森林保全活動の実績を持つNGO/NPOとの連携が有効と考えられます。
環境省と財団法人地球・人間環境フォーラムでは、企業とNGO/NPOの連携の促
進を目的に標記シンポジウムを開催いたします。皆さまぜひご参加ください。


1.開催日時:2010年2月19日(金)14:00 ~ 17:00(受付開始13:30)
2.開催場所:JICA地球ひろば 講堂
  〒150-0012 東京都渋谷区広尾4-2-24
  (東京メトロ日比谷線 広尾駅下車3番出口徒歩3分)
  http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html

3.プログラム
【パート1】講演会
●基調講演:「企業による海外での森林保全活動―成功の秘訣」
 日比保史氏(コンサベーション・インターナショナル日本プログラム代表)
●事例1:「リコーとNPOとの森林保全を通じた生物多様性への取組み」
 岸和幸氏
 ((株)リコー社会環境本部環境コミュニケーション推進室スペシャリスト)
●事例2:「企業や個人が気軽に参加できる”本格的”熱帯林再生プログラム
     ~フォレストーリー・プロジェクトの事例を通じて」
 梅原由美子氏(Value Frontier株式会社取締役/フォレストーリー事務局)

【パート2】海外での森林保全に携るNGO/NPOと企業と情報交換会・交流会
会場内にNGO/NPOの森林保全活動を紹介するブースを設置し、プレゼンテーションを行うとともに、情報交換・交流の機会とします。
※参加NGO/NPO(予定)
コンサベーション・インターナショナル日本プログラム、
バードライフ・アジア、国際環境NGO FoE Japan、
ボルネオ保全トラストジャパン、緑のサヘル、緑の地球ネットワーク、地球の友と歩く会/LIFE他


4.主催:環境省、財団法人地球・人間環境フォーラム
5.参加費:無料
6.参加申し込み方法
申し込みフォームをご利用になるか(推奨http://www.gef.or.jp/activity/forest/world/form.htm)、下記をご記入の上、地球・人間環境フォーラムまで、E-mail(gef@gef.or.jp)または FAX(03-3813-9737)でご送付くださ
い。

参加受付につきまして、2月17日(水)
 までに、E-mailまたはFAXで返信いたします。

7.問い合わせ先
地球・人間環境フォーラム(担当:飯沼)
TEL.03-3813-9735 FAX.03-3813-9737
e-mail:gef@gef.or.jp

                    




ワガドゥグの朝

土曜日, 2月 13th, 2010

首都ワガドゥグには、小さなお店が所狭しと並んでいます。

市場やキオスク、パン屋などは朝6時頃から開いており、

道端の屋台ではフランスパンのサンドイッチなどを売っています。


030

↑朝ごはんの風景。ネスカフェのコーヒー、リプトンの紅茶などはどこのカフェにも必ずあり、コンデンスミルクやレモンなどのオプションを付けられる場合もあります。

オプションによって値段が変わったり変わらなかったり。

自家製ヨーグルトを出すところもあります。


031

↑商品を並べている最中。

こういうタイプの小さな露店はどこの道沿いにも点在しており、

売っている商品はお店によってまちまちです。

布は切り売りしてくれます。


048

↑ご飯を売っているお店。まだ準備中ですね。

ブルキナファソでは、お米や、トウというトウモロコシの粉を水にといた練り物に、

トマトや落花生のソースをかけたものが代表的な食事です。

こういうところでもトッピングを自由に付けることが出来ます。

例えば肉や魚を付けた場合などは、部位によって、

つまり頭なのか胴体部分なのか、によって値段が変わります。




2月チャリティナイト終了しました!!

金曜日, 2月 12th, 2010

CIMG1821


CIMG1826 

 2月9日(火)東京神楽坂のアフロフレンチレストラン トライブスにて今年最初のチャリティナイトが開催されました。今回のテーマは「チョコレートと児童労働」で、世界の子どもを児童労働から守るNGO ACEの事務局長 白木朋子さんがお話をして下さいました。

 

 2009年11月時点での児童労働者数は2億1800万人(5歳~17歳)で、これは世界の子どもの7人に1人に当たるそうです。

 

 今回は特にガーナでの活動「スマイル・ガーナプロジェクト」について紹介していただきました。

 カカオ農家人が経済的に自立し、子どもが学校に通うことが当たり前になるよう、村の住民、特に子どもを抱える家庭や村のリーダー、地域の行政関係者と連携して活動を行っているそうです。

 お話の中で,人身売買で労働力として売られた10歳くらいの少年が学校に行くことも許されず、毎日炎天下のアフリカの大地で牛をつれて一日中歩き回っていたというのが、衝撃的でした。肉体的な苦痛はもちろんのこと、心ではどんなことを感じているのでしょうか。

 

 今回は37名の方がチラシやインターネットでの告知をみてやって来て下さいました。

 トライブスやハンガーフリーワールド、緑のサヘルのスタッフを入れると50人以上になり、アフリカについて考える熱い夜となりました。もちろんお料理もとても美味しかったです。

 次回のチャリティ★ナイトは3月9日(火)18:30~です。

詳細が決定し次第、お知らせいたします。

皆様お誘い合わせの上、気軽にいらしてくださいね。


ワガドゥグの街並み

土曜日, 2月 6th, 2010

ブルキナファソの日常風景を、これから少しずつお伝えしていきたいと思います。

ワガドゥグはブルキナファソの首都で、人口はおよそ120万人といわれており、

公用語のフランス語の他に、現地語のモレ語やジュラ語がここではよく話されています。

宗教はブルキナファソ全体で伝統的宗教57%、イスラム教31%、キリスト教12%(外務省)となっていますが、街をまわるとモスクが多いな、という印象を受けるのではないでしょうか。

044

↑メインの通りから一歩入ると、砂のでこぼこ道になります。

朝と夜の通勤時間帯は、自転車とバイク、車(たまにロバ)で人がごった返します。

041

↑朝、準備をしている様子。

053

広場にあるがらくだで作られたモニュメント。

他にも、木に彫り物がしてあるタイプのものなど、ワガドゥグ市内のあちこちで見ることができます。



世界の「貧しい」を半分に。
緑のサヘルカレンダー
ネット検索でエコ貢献!リーフバンク
なんとかしなきゃ!
世界食料デー月間2010 みんなで食べる幸せを
NGOサポート募金
お問い合せください。

緑のサヘル事務局には、
アフリカの環境問題や農業に
関する資料や書籍、ビデオがございます。

緑のサヘル東京事務局 Tel: 03-3252-1040
Fax: 03-3252-1041
Email: agsj_tokyo@sahelgreen.org