「6月, 2012」

ブルキナファソでの活動の様子(ザイ・ディゲット、養蜂)

金曜日, 6月 29th, 2012

皆さま、こんにちは!

今日は、ブルキナファソで行なわれている活動の様子をお伝えします。


緑のサヘルは、ブルキナファソ中部にあるバム湖周辺の村々にて活動を行なっています。

以前も紹介しているとは思いますが、今年もザイ・ディゲット、そして養蜂の活動が始まっています。


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村の皆さんが一生懸命ザイの穴を掘ってくれています。


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村の皆さんが穴を掘ってくれた後の写真です。(注意:一枚目の村の皆さんが穴を掘っている写真の村と、この写真の村は異なります。)


穴を掘ったところには水がたまりやすくなるため、ここに直に作物の種を蒔いたり、苗木を植えます。ザイなしの場合と比べると、作物も苗木も良く育ちます。


また、ディゲット(石堤)の設置も進められています。


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ディゲットの石が並べられたところ。


ディゲットの設置のためには、石を探してきて、設置場所まで運び、それを並べるという作業が必要です。大変な作業でも、がんばって作業をしているブルキナファソの人達。皆さんを尊敬しますよね。私だったら、弱音を吐いてしまいそうです…。


もうひとつ、養蜂を行なっている村もあります。


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養蜂箱を組み立て、設置をする前の写真です。


養蜂を行なって採取されたハチミツは村の市場等で販売しており、村の人たちはハチミツ販売により現金収入を得ています。

たくさんのおいしいハチミツが採取できるといいですね!


【イベント報告】西アフリカ内陸半乾燥地での砂漠化対処と生計向上支援のあり方を探る

月曜日, 6月 11th, 2012


去る6月3日(日)に、JICA横浜にて地球・人間環境フォーラム、総合地球環境学研究所、国際開発学会、環境省、国際協力機構(JICA)、緑のサヘルが共催し、「西アフリカ内陸半乾燥地での砂漠化対処と生計向支援のあり方を探る」というテーマでイベントが行なわれました。


このイベントは、国際開発学会のポストイベントとして開催されました。最貧国とされ、西アフリカ内陸の乾燥地に位置するブルキナファソや二ジュールに焦点をあて、砂漠化プロセスの一つである風や水による土侵食(風食、水食)を抑制し、生計を強化する対処術の開発や普及アプローチの研究成果等が報告されました。


地球・人間環境フォーラムから瀬戸進一氏、総合地球環境研究所から田中樹氏、東京大学大学院から関谷雄一氏、ヤマハ発動機から西嶋良介氏、東レから佐々木康次氏が発表され、そして緑のサヘルからは菅川拓也が発表いたしました。


瀬戸氏と当団体の菅川は、現在活動中の風食や水食に対処するための実践的な取り組みについての活動報告を行ないました。田中氏や関谷氏は、学術的な観点から砂漠化の一要因となる生計を強化するための対処方法や普及アプローチについて、報告がありました。さらに、民間企業として西嶋氏と佐々木氏からは、BOPビジネスと砂漠化対処への取り組みを発表されました。


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活動報告をする菅川


報告者の方々のお話の後に、西アフリカでの砂漠化対処に関する実践活動や学術研究の成果や課題、2013年6月から開催される第5回アフリカ開発会議(TICADⅤ)に向けた今後の方向性について、イベント会場の参加全員を交えて討論が行なわれました。


意見交換は活発に行なわれ、現場を知るNGO・研究者・民間企業という異なる立場からそれぞれの知見・考えをお互いに知る相互理解のためには良い機会となったのではないでしょうか。


今後も継続してこのような機会を設けることで、来年のTICADⅤに向けたNGO・国際機関・民間企業などの連携がより強くなるのではないかと感じました。


モスク

金曜日, 6月 8th, 2012

ブルキナファソでは、約半数の国民がイスラム教を信仰しています。


村や街中の至る所に、お祈りをするための場所「モスク」があります。


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モスクの外観


モスク内にはゴザがひかれており、その上に座って、イスラム教の聖地であるサウジアラビアのメッカに向かってお祈りをします。


イスラム教徒は一日に5回礼拝を行なうので、一日に何度もモスクで礼拝をする人々もいれば、礼拝時間になると自宅でお祈りをする人々もいます。


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モスク内の様子


モスクは、イスラム教徒にとって神聖な場所。

礼拝の様子やモスク内の写真を撮ることは、観光地になっている場合を除いて禁止になっている場合があります。

写真を撮るときには、あらかじめ地域の人々に許可を取ってからにしましょう!



【7/10イベント】7月のチャリティ★ナイトのお知らせ

月曜日, 6月 4th, 2012

近頃、夏日のように暑くなってきましたね。皆さま、気温の変化で体調を崩されていませんか?


さて、7月の元気が出る楽しいイベント「チャリティ★ナイト」のお知らせです♪

7月は、西アフリカの布の店「アフリカ屋」店主の茂木佐和子さんをお迎えします。「アフリカ屋」では、西アフリカの国々の布を豊富に扱っておられ、アフリカ服をオーダーして作ってもらうこともできます。今回、茂木さんにはアフリカの布との出会いから、アフリカの布を通してどんどん広がっていく不思議な出会いについてお話いただきます。


アフリカの布・雑貨などに興味がある方は、きっと興味深いお話が聞けることでしょう!

アフリカをあまり知らない方でも、アフリカのおしゃれな布に魅了されてしまうことこでしょう!

皆さまお誘いあわせの上、是非お気軽にお越しください♪♪

*参加費は無料!フード・ドリンク全てワンオーダー500円になります!

*ワンオーダー500円のうち、20円が緑のサヘルに寄付されます!




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アフリカの布をきっかけに広まった人の輪


7月のチャリティ★ナイトは、西アフリカの布にまつわるお話がテーマ。ゲストに、西アフリカの布の店「アフリカ屋」店主の茂木佐和子さんをお迎えします。

茂木さんは、1989年アメリカ・ニューヨークに滞在中にアフリカの布に出会い、1994年より実家のある下町・町屋の下駄屋を間借りして「アフリカ屋」を始められました。アフリカの布に出会って23年。この出会いから、どんどん広がっていく不思議な出会いについて語っていただきます。色鮮やかでおしゃれなアフリカンプリントの布もご紹介いただきますので、是非お楽しみにしてください!


この日は一夜限りのスペシャルメニュー!アフリカ料理やドリンクをトライブス風にアレンジします。アフリカの料理を楽しみながら、気軽に国際協力してみませんか?


日時: 2012年7月10日(火)  18:30~22:00

場所: 神楽坂アフロフレンチダイニング トライブス(Tribes)

総武線・飯田橋駅西口、有楽町線・南北線飯田橋駅B3出口から徒歩5分

東西線・神楽坂駅神楽坂出口から徒歩7分

大江戸線・牛込神楽坂駅A3出口から徒歩5分

トライブスHP: http://www.tribes.jp/toiawase/index.html

 

主催: 神楽坂アフロフレンチダイニング トライブス(Tribes)

企画: 緑のサヘル

お問い合わせ: 緑のサヘル agsj_tokyo@sahelgreen.org まで。

 


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Fax: 03-3252-1041
Email: agsj_tokyo@sahelgreen.org