「ブルキナファソ」 カテゴリー過去記事の一覧

コングシの小学校

月曜日, 4月 5th, 2010

緑のサヘルがコングシ地域で行っている小学校植林も今年で3年目。

もうすぐ、今年植林をした10校でコンテストを開く時期です。

現在緑のサヘルはそのコンテストに先駆けて、今までの植林活動のフォローアップのために、3年間の実施校全てをまわっているところです。

各学校のおかれている環境は千差万別ですが、どの小学校も頑張っています。

今回はそんなコングシの小学校の様子をご紹介しましょう。


外観(640x480)

↑苗木を柵で囲って、家畜に食べられないようにしています。


外 (640x480)

↑水運びの途中に。踊ってくれました。


黒板 (640x480)

↑その日がんばった子の名前をこの枠の中に書くようです。

日本だと黒板に書かれるのは日直の名前くらいですよね。


壁(640x480)

↑教室の壁に掛けられていたポスター。

左手の木がバオバブで、右にはブルキナファソの国旗がなびいています。

「お父さんお母さん、子どもたちの生きる権利と教育を受ける権利を守りましょう」という内容が書いてあります。






ワガドゥグのカフェ

火曜日, 3月 23rd, 2010

ワガドゥグには、いたるところにカフェがあります。

日本のコンビニ以上です。

そんな数あるカフェの中から、デコレーションが凝っているものをご紹介しましょう。


カフェ3 (640x514)

なかなか気合が入ってますね

カフェ2(640x480)

別のカフェにて

カフェ中3 (480x640)

先ほどのカフェの壁には色々な人たちが・・・

カフェ中1(640x480)

日本でも見かけそうな風景ですね

カフェ中4 (640x480)

なかなかかっこいいポーズで

カフェ中2(640x480)

他の途上国同様、ブルキナファソでも携帯電話はかなり普及率が高く、村に行っても見かけます。そこらへんの木にぶら下げてあったり。また、ワガドゥグだけに限れば、ブルキナベ(ブルキナファソ人のこと)は総じて2個以上、人によっては5、6個のケータイを持っています。





ラクダがこんにちは

土曜日, 3月 20th, 2010

こんにちは (640x455)

今日、緑のサヘルのブルキナファソ事務所を突然訪れたのはラクダに乗った男性。

ブルキナファソ北部のゴロムゴロムからやってきたフルベ族の彼は、事務所の近所の家々を、ラクダを見せて回っているところでした。日本で言うところの猿まわしのようなイメージでしょうか。緑のサヘルスタッフもラクダに乗せてもらいました。

水飲み (640x480)

勢いよく水を飲んでいるラクダさん。学校帰りの子どもたちも興味津々です。


ブルキナファソの北部にはフルベ族という牧畜を営んでいる民族がおり、彼らはもともとサヘル地域で遊牧生活を行っていました。彼らのいるところにはラクダもよく見かけます。

耕作をしている他の部族がフルベ族に頼んで、自分たちの土地にしばらく滞在してもらい、その土地にフルベ族の家畜が糞を落とすことで、糞が堆肥代わりになり、土地を肥沃にする、ということをやっているところもあります。

フルべ家 (640x480)

フルベ族のお家

家中 (640x480)

家の中の様子

外観 (640x480)

右手に黒くみえるつぶつぶが、家畜の糞です


広大な地域に、いくつもの国にまたがり住んでいるフルベ族はまた、美しい工芸品をつくり、たくさんの民話を継承している部族でもあります。




洪水後に

木曜日, 3月 18th, 2010

今回、日本の小学生からの寄付金で、昨年の洪水の被害にあったワガドゥグ市内の小学校に水タンクを設置します。


昨年の9月1日、ブルキナファソの首都ワガドゥグは、観測史上最高の大雨が半日で集中的に降ったことから、洪水に見舞われ、多くの人が被害に遭いました。


ワガドゥグ市内にあるウィディ小学校もそんな被害にあった学校のひとつです。校舎のおよそ1mの高さまで浸水し、教科書や机などが、破損したり流されました。また、洪水で色々なものが流れ込んだため、衛生状態がかなり悪化してしまいました。


このウィディ小学校と、大阪府の寝屋川市立梅が丘小学校は、兼ねてより交流があり、被害の様子を聞いた梅が丘小学校の6年生の生徒たちが、なにか自分たちにできることを、ということで全校に呼びかけ、30,446円の募金を集めてくれました。


以前は校舎から離れた場所に水道の蛇口がひとつしかなく、またその蛇口が壊れやすい為に、生徒全員が満足に水を使えない状態だったウィディ小学校。今回、梅が丘小学校からの寄付金で、各クラスに水タンクを設置し、せっけんとタワシでみんなが手洗いできるようになります。


集合 (640x480)

クラスの前で

校長室 (640x480)

校長先生(中央)も大満足

授業(640x480)

授業の様子。一時期は100人以上、家をなくした被災者が泊まりにきていたウィディ小学校も、だいぶ落ち着きました。






モスクあれこれ

水曜日, 3月 17th, 2010

以前ここでお伝えしたように、ブルキナファソ全体での宗教の割合は、伝統宗教57%、イスラム教31%、キリスト教12%(外務省)となっています。

しかし、緑のサヘルがプロジェクトを行っているバム県だけをみた場合、

その比率はイスラム教71%、キリスト教21%(カトリック20%、プロテスタント1%)、伝統宗教8%(バム県発表)と、様変わりします。

街中を歩いていても、郊外を走っていても、

目にすることの多い、イスラム教の礼拝堂であるモスク。

今回は、街や村にある色々なモスクをご紹介します。

モスク7 (640x480)

ニジェールとの国境沿いにある村、タカバング村のモスク

モスク11 (640x479)

バム県のとある村にて。左手に見えるのはトイレですね。

モスク2 (640x480)

昨年から建設中です。ちょっと見えにくいですが、モスクの周りに木を植えています。

モスク10 (640x479)

こちらのモスクはちょっと趣が違いますね。

モスク12 (640x480)

ワガドゥグ市内のモスク

このように、ひとくちにモスクといっても千差万別です。






みんなで水やり

金曜日, 3月 12th, 2010

ここブルキナファソは、一年でもっとも暑い時期に入りました。

日中の気温は40℃を超え、日差しもより強くなってきています。

野外をまわっていたら、化粧水の小瓶が変形したり。中身が気化してしまったのでしょうか。

それでも子どもたちは元気いっぱいです。

ワガドゥグ市内の小学校では、今日も、役割分担をして水やりを行っています。

菜園

↑にんじん、トマト、玉ねぎなどがぐんぐん大きくなっています

ポンプ (640x480)

↑ポンプを押すのは重労働なので、子どもたちが順番に押してバケツに水をいっぱいにします

水やり (640x480)

↑バケツに溜めた水をじょうろに移し変えて、丁寧に水やり

父兄 (640x480)

↑父兄も参加して野菜栽培を行っています

見学 (640x605)←おちびちゃんも見学

こうして育てた野菜を給食で食べられる日も近そうです



堆肥作り

金曜日, 3月 5th, 2010

以前、研修の模様をお伝えした堆肥作り。

今回は実際、村で堆肥を作成している様子をご紹介します。

堆肥穴 (640x480)

↑穴を掘って側面をコンクリートで固めます。

穴の大きさは3m×3m×1m、それがひとつの村で15個あり、炎天下での作業はかなりの重労働です。

堆肥1 (640x480)


堆肥2 (640x480)

↑乾燥糞と穀物の茎や脱穀ガラ、灰を重ね、水をたっぷりかけて踏み込みます。これを何度も繰り返し、これらの層をミルフィーユ状にします。

堆肥3 (640x480)

↑作業完了。

こちらでは切り返しは行わず、時折水をかけて発酵を促進させます。

この堆肥はザイという、穴を掘り堆肥を詰めて埋め戻す、農地改良技術に使われます。




タカバング村

金曜日, 2月 26th, 2010

タカバングはニジェールとの国境沿いにある村で、緑のサヘルはこの村で1996年からおよそ10年、プロジェクトを行ってきました。住民たちは荒廃地回復、畜耕、石鹸作成、裁縫グループの4グループに分かれて今も活動を続けています。今回、緑のサヘルはその追跡調査に訪れました。

1 (640x480)

緑のサヘルが植えた、砂丘・ガリ侵食を抑制する為の生垣。この生垣で砂の流入・流出を止めます。ガリ侵食とは雨水などの水の流れによって地表面が削られた地形のことで、土壌流出を引き起こします。

ユフォルブ (640x480)

ユフォルブはとても乾燥に強く、このような砂地でも2メートル以上の高さに育っています。


石鹸グループ (640x480)

石鹸グループの女性たち。活動状況のインタビューを行っているところです。

ザイ (640x480)

グループごとに、話し合いは夜まで続きました。

村の生活の様子はまた別の機会にご紹介します。






野菜が育っています

金曜日, 2月 19th, 2010

先月お伝えした、ワガドゥグの小学校での井戸作り後の野菜栽培は、順調に進んでいます。あれから生徒と先生が丁寧に玉ねぎや人参、ナスやトマトの手入れをしており、野菜がすくすく育っています。

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↑水遣りのデモンストレーションの様子。

IMG_0646

↑随分大きくなってきました。

農業省の技官が定期的に見回り、技術指導を行っています。


ワガドゥグの朝

土曜日, 2月 13th, 2010

首都ワガドゥグには、小さなお店が所狭しと並んでいます。

市場やキオスク、パン屋などは朝6時頃から開いており、

道端の屋台ではフランスパンのサンドイッチなどを売っています。


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↑朝ごはんの風景。ネスカフェのコーヒー、リプトンの紅茶などはどこのカフェにも必ずあり、コンデンスミルクやレモンなどのオプションを付けられる場合もあります。

オプションによって値段が変わったり変わらなかったり。

自家製ヨーグルトを出すところもあります。


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↑商品を並べている最中。

こういうタイプの小さな露店はどこの道沿いにも点在しており、

売っている商品はお店によってまちまちです。

布は切り売りしてくれます。


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↑ご飯を売っているお店。まだ準備中ですね。

ブルキナファソでは、お米や、トウというトウモロコシの粉を水にといた練り物に、

トマトや落花生のソースをかけたものが代表的な食事です。

こういうところでもトッピングを自由に付けることが出来ます。

例えば肉や魚を付けた場合などは、部位によって、

つまり頭なのか胴体部分なのか、によって値段が変わります。




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