「ブルキナファソ」 カテゴリー過去記事の一覧

ワガドゥグの街並み

土曜日, 2月 6th, 2010

ブルキナファソの日常風景を、これから少しずつお伝えしていきたいと思います。

ワガドゥグはブルキナファソの首都で、人口はおよそ120万人といわれており、

公用語のフランス語の他に、現地語のモレ語やジュラ語がここではよく話されています。

宗教はブルキナファソ全体で伝統的宗教57%、イスラム教31%、キリスト教12%(外務省)となっていますが、街をまわるとモスクが多いな、という印象を受けるのではないでしょうか。

044

↑メインの通りから一歩入ると、砂のでこぼこ道になります。

朝と夜の通勤時間帯は、自転車とバイク、車(たまにロバ)で人がごった返します。

041

↑朝、準備をしている様子。

053

広場にあるがらくだで作られたモニュメント。

他にも、木に彫り物がしてあるタイプのものなど、ワガドゥグ市内のあちこちで見ることができます。



ポンプ付き井戸の引き渡しセレモニー

金曜日, 1月 29th, 2010

 ワガドゥグ郊外の2つ小学校(ゾンゴナビテンガ小学校とノンギンピロット小学校)に建設していたポンプ付き井戸が完成し、ノンギンピロット小学校にて井戸の引き渡しセレモニーが開催されました。

       

 当日は小学校の子供達や先生達、保護者の方や近所の人々など大勢が集まり、日本側からも在ブルキナファソ日本国大使館の杉浦大使、三菱商事のダカール駐在事務所長とアビジャン駐在事務所長を兼任する笠原氏、そして緑のサヘルのスタッフが参加しました。


 セレモニーでは杉浦大使と笠原氏がスピーチをして下さり、さらには子供達や地区の女性による歌、ダンス、寸劇などが披露され、とても盛大なものとなりました。


 今回のプロジェクトは三菱商事との共同事業で、小学校の子供達に対する飲料水の供給と栄養改善を目的とし、両校にポンプ付き井戸を建設したほか、校内に菜園を設置し、野菜栽培の講習会を開催しています。井戸や菜園の引き渡しは完了しましたが、野菜栽培の講習は今後も実施され、子供達の食環境の向上を目指します。


セレモニーにてスピーチをする三菱商事の笠原氏

セレモニーにてスピーチをする三菱商事の笠原氏

女性グループによる合奏と歌

女性グループによる合奏と歌

子供達によるダンス

子供達によるダンス


ザイとディゲット

金曜日, 1月 8th, 2010

最近はブルキナファソも朝晩はだいぶ冷えるようになってきました。

ただやはり昼間はかなり日差しがきつく、野外での作業は大変です。

そんな中、JICA(国際協力機構)とのプロジェクトのひとつであるザイとディゲットの研修が行われました。

これは荒廃した土地の回復と収穫の向上を図るための技術で、

①ディゲット・・・地力の低下した耕作地内に石積みをして、雨が降った際に表面を流れていってしまう表土と雨水を食い止める、

②ザイ・・・穴を堀り、中に堆肥を入れることで、栽培植物への栄養補給をし、地力回復へつなげる、というものです。

今回は環境省での座学研修の後、対象村で実習を行いました。

↓現地語であるモレ語で研修を受けています

環境省にて

↓堆肥を作成中。家畜の糞や穀物の茎、灰、ミレットのおがくずを混ぜて作ります

堆肥作成中

↓ディゲットのための等高線を、30cm感覚で引いています

等高線を引いています

↓石を並べて石提を作っているところです

ディゲットの設置

この作業は、これから村で約1ヶ月にわたり進められます。




新年明けましておめでとうございます。

火曜日, 1月 5th, 2010

 

 

 

コングシ市の新しくなったモニュメント

コングシ市の新しくなったモニュメント

 

 新年明けましておめでとうございます。

 2010年が皆様にとって素晴らしい一年になりますよう、緑のサヘル一同、心よりお祈り申し上げます。

 

 緑のサヘルは1991年より活動を始め、今年で20周年を迎えます。一つの机と電話から始まった活動ですが、皆様の温かいご理解とご支援のもと、今では東京事務局を中心に、ブルキナファソ、タンザニア共和国、チャド共和国の3カ国にわたって活動を展開できるまで成長することができました。

 

 2010年も緑のサヘルは、サヘル地域に暮らす人々と共に沙漠化防止活動に取り組み、豊かな『緑の岸辺(サヘル)』を取り戻せるよう活動を進めていきます。

 これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

(写真:コングシ村〔ブルキナファソ〕に新しく建てられたモニュメント 

 







野菜栽培の研修

水曜日, 12月 23rd, 2009

井戸も完成し、いよいよ野菜栽培の研修です。

この研修には学校の先生、生徒、父兄が参加し、座学と実習を行います。

まずは授業の様子から。

講習の様子

次は実習です。さて、下の写真はいったい何をしているところでしょう? すり潰しています

潰したものを、水に入れて薄めます。

希釈しています

 ニームの農薬を作っているところでした。

 このケースでは葉を使っていますが、ニームの種子からも同様に虫除け効果のある農薬が作れます。


井戸完成

火曜日, 12月 22nd, 2009

先日掘っている様子をお伝えした井戸が、2つの小学校で完成しました。


完成しました


水を飲む生徒たち

これから野菜栽培に向けて、講習会を行います。


井戸掘削中

木曜日, 12月 17th, 2009

今、緑のサヘルはワガドゥグ郊外にある小学校で井戸を作っているところです。

今回は穴を掘っている様子をお伝えします。

堀り進めています

炎天下の中、ほとんど休憩も取らずに作業が進められました。

下は水脈に当たった瞬間↓

水が出てきました

まだまだプロジェクトは続きます。




はちみつ初収穫

金曜日, 11月 13th, 2009

国際協力機構の協力を受けて7月に始まった養蜂プロジェクトが、初収穫の時期を迎えました。

この養蜂プロジェクトは、①伐採されずに残っている森林資源を有効活用すると共に、②木がなければ成り立たないこのプロジェクトを通して、地域住民に森林保全の大切さを再認識してもらうこと、③市場で商品として売って、現金収入を向上させることを目的としています。

取れたての蜂蜜は、日本の市販のものでは味わえない美味しさでした!蜂を煙で追い払う様子








076






080






090



小学校での植林

金曜日, 11月 6th, 2009

緑のサヘルが行っている小学校植林が、今年で3年目になります。

今年もバム県の中から10校、植林を希望する小学校が参加し、7月の終わりに苗を植えてから3ヶ月が経ちました。

その苗の見回りを、学校の生徒たちだけでなく、生徒の父兄も参加して行っています。

苗の周りに設置する柵を工夫したり、村人たちが植林サイト周辺に家畜を近づけないようにしたりと、地域の人々の協力を得ながらプロジェクトが進んでいます。

エヴァンジェリック小学校











苗を守る柵は、金属製もかなり出回っているのですが、職人が作った木製のものの方が丈夫で家畜の食害に対しても強い柵になります。今年初参加の小学校は、この柵の周りにトゲが付いている枝を置いて、動物から苗を守っていました。

苗と柵


                                                                











水やりをする生徒たち


緑のサヘルのウェブサイトが新しくなりました

火曜日, 7月 21st, 2009

より多くの人へ活動とサヘル地帯の現状をお伝えするために、

ウェブサイトを新しくリニューアルしました。

 

 

どうぞ宜しくお願い致します。

ロゴ:緑のサヘル

緑のサヘル:2009年7月25日

 

 


緑のサヘルカレンダー
なんとかしなきゃ!
世界食料デー月間2010 みんなで食べる幸せを
NGOサポート募金
お問い合せください。

緑のサヘル事務局には、
アフリカの環境問題や農業に
関する資料や書籍、ビデオがございます。

緑のサヘル東京事務局 Tel: 03-3252-1040
Fax: 03-3252-1041
Email: agsj_tokyo@sahelgreen.org