ザイとディゲット

最近はブルキナファソも朝晩はだいぶ冷えるようになってきました。

ただやはり昼間はかなり日差しがきつく、野外での作業は大変です。

そんな中、JICA(国際協力機構)とのプロジェクトのひとつであるザイとディゲットの研修が行われました。

これは荒廃した土地の回復と収穫の向上を図るための技術で、

①ディゲット・・・地力の低下した耕作地内に石積みをして、雨が降った際に表面を流れていってしまう表土と雨水を食い止める、

②ザイ・・・穴を堀り、中に堆肥を入れることで、栽培植物への栄養補給をし、地力回復へつなげる、というものです。

今回は環境省での座学研修の後、対象村で実習を行いました。

↓現地語であるモレ語で研修を受けています

環境省にて

↓堆肥を作成中。家畜の糞や穀物の茎、灰、ミレットのおがくずを混ぜて作ります

堆肥作成中

↓ディゲットのための等高線を、30cm感覚で引いています

等高線を引いています

↓石を並べて石提を作っているところです

ディゲットの設置

この作業は、これから村で約1ヶ月にわたり進められます。




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