いよいよ秋も深まる今日この頃、今月も恒例のチャリティ★ナイトを開催いたしました!
今回は「文化の日」にちなんで「芸術」をテーマに、(特活)AFRIC Africaより井上真悠子さんを講師としてお招きしてお話を伺いました。
タンザニアでお土産として売られる「ティンガティンガ」という絵を描く画家たち。
彼らの多くは出稼ぎ労働者であり、観光に合わせて移動していくそうです。
また彼らの中では技法を「まね」することにもルールがあるということでした。
特に印象に残ったのは、彼らの「狡知」についてのお話です。
彼らは日々耳にする先進国からの援助額を聞いて、私達が予想する以上にそのことに関して劣等感を抱いているそうです。しかし彼らのすごいところは、そんな状況にあるからこそ逆に先進国が彼らに対して抱いているプリミティヴな印象を利用して商売(例えば絵のモチーフを観光客好みにしたり)をしてやろうという、「狡知」だということでした。
最近日本でも人気のティンガティンガですが、どのような背景があって、画家たちがどのような想いで描いたのかを考えることは大切だと思いました。その上で改めてティンガティンガの良さを味わいたいですね!
今回も多くのお客様に足を運んでいただき、遠くは石川県からいらっしゃるなど、ありがとうございました!!
さて、次回のチャリティ★ナイトは12月14日(火)、18時30分からの開催です。
詳細は追って掲載いたします!お楽しみに!