「ブルキナファソ」 カテゴリー過去記事の一覧

タバスキ(犠牲祭)のお祭り

木曜日, 11月 1st, 2012

みなさま、こんにちは!

本日は、ブルキナファソで行なわれたイスラム教のお祭りである、タバスキ(犠牲祭)についてのお話です。

10月26日(金)、イスラム教徒が人口の半分を占めるブルキナファソでは、タバスキのお祭りが行なわれました。


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ヒツジを焼いているとことろ


タバスキでは、ヒツジを解体して丸焼きにします。国や地域によって、その丸焼きの仕方は異なるようですが、首都のワガドゥグでは網にヒツジをのせて薪でじっくり焼く家庭が多いようです。

今年はヒツジの価格がかなり高騰し、タバスキ前にヒツジを買えない人々もいたようです。ワガドゥグでは通常安い時期には30,000FCFA(約5,000円)程度なのですが、今年のタバスキ前には100,000FCFA~200,000FCFA(約17,000円~34,000円)もするヒツジが出回ったようです。ヒツジが買えない人が多かったためか、家の敷地内で飼育(肥育)していたヒツジの盗難も相次いで起こっていました。


ブルキナファソの人々がヒツジの確保に苦戦している中、タバスキ当日は写真中に写っている同僚の自宅にて、おいしいヒツジを食べさせていただきました。

ごちそうさまでした!!




ブルキナファソの食事(リ・ソース編)

火曜日, 10月 30th, 2012

ブルキナファソでは、お米料理としてリ・ソースというご飯にソースをかけたもの、リ・グラという日本で言えば炊き込みご飯のようなものをよく食べています。

今回は、リ・ソースのソースについてお話しましょう!


最もポピュラーなソースともいえるのが、コレです!


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ピーナッツソースのリ・ソース


写真はないのですが、ピーナッツソースと並んで一般的なのがトマトソースです。

しかし、私はピーナッツソースのほうが大好きです(あくまでも、個人的にではありますが…)。


他にも、こんなソースもあります。


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グレンソースのリ・ソース


グレンソースは、ヤシの実をつぶして油と一緒に煮込んだソースです。ヤシの実の独特なにおいがします。コートジボアールでよく食べられているソースです。

どちらかというと、好き嫌いが分かれるソースかもしれません。


最後に、ヤッサをご紹介します。


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ヤッサソースのリ・ソース


ヤッサというのは、元々セネガルの料理(ソース)です。タマネギがたっぷり入ったソースで、とってもおいしいです!

なかなか機会がないとは思いますが、ブルキナファソにお越しの際には、色々なソースを試してみるのもおもしろいかもしれませんね♪



家畜肥育プロジェクト用の羊たち

火曜日, 9月 18th, 2012

緑のサヘルが活動している地域にて、プロジェクトのひとつとして家畜肥育も行なっています。

特に丸々と良い羊が育つよう、品種も選択して家畜の肥育をしています。


ブルキナファソ国内では、イスラム教のお祭りであるタバスキ(犠牲祭)の際に羊を解体します。

そして、近所の人たちを呼んで皆一緒に羊を食べて、お祭りを行ないます。

そういったイベント時には、ブルキナファソ全国で羊が売れるため (特に、丸々太った家畜は高値で売れるのです!)、家畜肥育によって現金収入を得ることができます。


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緑のサヘルのプロジェクトで行なわれている家畜肥育の様子。


家畜肥育をしている様子を見に行ったところ、ちょっと変わった風景が見られました。

皆さん、羊の体が紫色をしているのがおわかりになるでしょうか・・・

なぜこのように紫色をしているのかというと、

おしゃれをさせているわけではなく…


なんと、消毒のために紫色になっているとのことでした!



魚採り

木曜日, 8月 2nd, 2012

緑のサヘルが活動を行なっている、ブルキナファソ中部のバム湖では、魚採りをしている人たちがいます。

時には、子どもたちが蚊帳を使って魚採りをしているようです。


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バム湖で取れた魚。



ブルキナファソは内陸国のため、海がありません。バム湖のような湖、ダムのようなところでしか、魚を採ることができません。

そんな魚にまぎれて、エビも取れるようです!


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魚と一緒に採れたエビ。



なまずやティラピアといった魚は食べれても、エビを食べられるところはブルキナファソ内ではそれほど多くないと思います。

どんなお味がするのか、食べてみたいものですね♪♪



ブルキナファソでの活動の様子(ザイ・ディゲット、養蜂)

金曜日, 6月 29th, 2012

皆さま、こんにちは!

今日は、ブルキナファソで行なわれている活動の様子をお伝えします。


緑のサヘルは、ブルキナファソ中部にあるバム湖周辺の村々にて活動を行なっています。

以前も紹介しているとは思いますが、今年もザイ・ディゲット、そして養蜂の活動が始まっています。


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村の皆さんが一生懸命ザイの穴を掘ってくれています。


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村の皆さんが穴を掘ってくれた後の写真です。(注意:一枚目の村の皆さんが穴を掘っている写真の村と、この写真の村は異なります。)


穴を掘ったところには水がたまりやすくなるため、ここに直に作物の種を蒔いたり、苗木を植えます。ザイなしの場合と比べると、作物も苗木も良く育ちます。


また、ディゲット(石堤)の設置も進められています。


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ディゲットの石が並べられたところ。


ディゲットの設置のためには、石を探してきて、設置場所まで運び、それを並べるという作業が必要です。大変な作業でも、がんばって作業をしているブルキナファソの人達。皆さんを尊敬しますよね。私だったら、弱音を吐いてしまいそうです…。


もうひとつ、養蜂を行なっている村もあります。


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養蜂箱を組み立て、設置をする前の写真です。


養蜂を行なって採取されたハチミツは村の市場等で販売しており、村の人たちはハチミツ販売により現金収入を得ています。

たくさんのおいしいハチミツが採取できるといいですね!


モスク

金曜日, 6月 8th, 2012

ブルキナファソでは、約半数の国民がイスラム教を信仰しています。


村や街中の至る所に、お祈りをするための場所「モスク」があります。


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モスクの外観


モスク内にはゴザがひかれており、その上に座って、イスラム教の聖地であるサウジアラビアのメッカに向かってお祈りをします。


イスラム教徒は一日に5回礼拝を行なうので、一日に何度もモスクで礼拝をする人々もいれば、礼拝時間になると自宅でお祈りをする人々もいます。


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モスク内の様子


モスクは、イスラム教徒にとって神聖な場所。

礼拝の様子やモスク内の写真を撮ることは、観光地になっている場合を除いて禁止になっている場合があります。

写真を撮るときには、あらかじめ地域の人々に許可を取ってからにしましょう!



ブルキナファソ事務所の庭

木曜日, 5月 31st, 2012

ブルキナファソでは雨季が始まり、時折強い風が吹いたり、雨が降ったりしています。

日本でも、まもなく梅雨が始まる季節となってきましたね。


さて、今回は皆さまに緑のサヘル・ブルキナファソ事務所の庭をご紹介しましょう!

雨が降り始め植物に潤いが与えられ始めたようで、庭にはきれいな花が咲いています。


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ザクロの花


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ブーゲンビリアの花


そして、なんとマンゴの実もたくさん!!


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マンゴの実


あぁ、美味しそうなマンゴですね♪

日本では、宮崎産マンゴは一つ何千円もしますが、ブルキナファソでは小さいものなら10円以下で買うこともできます。

マンゴ好きの方は、是非ブルキナファソへお越しください!!

でも、マンゴアレルギーをお持ちの方は、顔が腫れてしまう恐れがあるのでご注意を!!


ブルキナファソの色々なお店

水曜日, 5月 2nd, 2012

ブルキナファソには食品・日用品のスーパーはありますが、日本のようなデパートはありません。

マーケットや路上には、雑貨屋さん、洋服屋さん、電化製品屋さんなどなど様々なお店があります。



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日用雑貨屋さん


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洋服屋さん


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電化製品屋さん


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プラスチック製品屋さん?


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家具屋さん


このように、それぞれ扱う商品が異なるお店がマーケットや路上に立ち並んでいます。

その他に、日用雑貨、扇風機といった家電製品、ガスボンベまで置いてある何でも屋さんもあります。


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何でも屋さん?


そして、このようなお店も・・・


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ガソリン販売店


大きな町にはガソリンスタンドがあり、そこで車やバイクの給油ができます。

しかし、地方の小さな町に行くと、ガソリンスタンドはありません。

そこで、このようなガソリン販売店にてボトル(瓶)から給油します!!


初めてガソリン販売店で給油を頼んだ時に、バイクならまだしも、車にボトルから給油をしている光景を見たときにはちょっとした驚きでした!!

日本だったら、ボトルで給油することなんて、きっと緊急のガス欠の時くらいですよね。



コングシの市内

日曜日, 4月 15th, 2012

コングシは緑のサヘルがプロジェクトを行なっている町なので月に何度も来るのですが、

目に見える変化といえば町の中心にあるモニュメントが年々りっぱになっているくらいです。

以前は24時から6時の間電気がこなかったのですが、現在は24時間電気が来るようになりました。

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緑のサヘルスタッフがコングシ出張した時には必ず来るレストラン。


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一度も訪れたことはないのですが。。。いつも夜はコングシの若者たちであふれています。


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良く行くレストランの横にこんな看板が出ていました。

どんな漢方薬がならんでいるのかはよくわかりませんが、

中国人がやっているわけではなく、普通のブルキナファソ人が運営しているようです。




ブルキナファソの薬局

木曜日, 3月 15th, 2012

ブルキナファソの薬局についてのお話。


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ブルキナファソの薬局


ブルキナファソでは、このような薬局が街中にいくつかあり、様々な種類の薬が売っています。

病院の診察を受けた場合には、処方箋が渡され、それを薬局に持っていき薬を買うことになります。


ところが・・・

ブルキナファソの場合には、処方箋がなくても薬を買うことができます。

日本は絶対、市販の薬以外は処方箋なしに薬を買うことはできませんよね。


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薬局の中の様子


たくさんの薬が置かれていますね~


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薬剤師のお姉さん


ブルキナファソの薬局では、日本のCMでも最近耳にするようになったジェネリック医薬品(後発医薬品)や新薬(先発医薬品)が販売されています。

新薬は高価、ジェネリックは安価であるということから、多くの人々は(特に地方都市では…)ジェネリックを使用しているようです。



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