西アフリカの内陸にあるブルキナファソの首都はワガドゥグです。
何度かここのコーナーで街並みをご紹介してきました。
今回は空撮です。
これは2008年のワガドゥグの様子。
雨季の最中なので、緑が青々としています。
雨季は定期的な降雨のおかげで、地面から巻き上がる砂もだいぶ少ないですが、
乾季に吹き荒れる砂埃は相当すさまじく、現地の人も喉や目を痛めています。
今年も雨がたくさん降りますように。
西アフリカの内陸にあるブルキナファソの首都はワガドゥグです。
何度かここのコーナーで街並みをご紹介してきました。
今回は空撮です。
これは2008年のワガドゥグの様子。
雨季の最中なので、緑が青々としています。
雨季は定期的な降雨のおかげで、地面から巻き上がる砂もだいぶ少ないですが、
乾季に吹き荒れる砂埃は相当すさまじく、現地の人も喉や目を痛めています。
今年も雨がたくさん降りますように。
現在、主にバム湖周辺で活動を行なっている緑のサヘル。
たまに村の人たちから農産物を頂くことがあります。
今回頂いたのはニワトリ。
こういう場合、警備員の男の子に下ごしらえを頼むことが多いのですが、
今回は5羽もいるのでしばらく庭で飼うことにしました。
しかし夜になると高い場所を求めて、駐在員の自転車の上で眠るように・・・。
朝になると自転車のカゴなどいたる所にニワトリの糞がついていて困りものです。
この頃朝は5時前から、目の前にあるモスクのアザーンとニワトリの鳴き声5重奏に悩まされるようになったサヘルスタッフです。
ブルキナファソの首都、ワガドゥグは年々大きくなっています。
周辺の村々を合併して、ワガドゥグの人口は現在160万人ともいわれています。
水売り屋さん。
5リットルの黄色いポリタンク1個分の水で15FCFA(日本円で約3円)です。
こちらはケータイ部品屋さん。
ケータイにつけるカバー等々、様々なものが出回っていますが、日本のようなストラップは見かけません。
道端のごはん屋さん。
テイクアウトすることもできるし、後ろの屋根がついた場所で食べていくこともできます。
値段は場所によってまちまちですが、一皿100FCFA(約20円)位からでしょうか。
車で30分も走れば、中心街の喧騒がうそのように、のどかな風景に変わっていきます。
緑のサヘルがJICA草の根事業を行なっているロルガ村は、とても雰囲気のいい村です。
村長さんの人柄によるものなのか、プロジェクト現場を訪れるたび、団結力がある村だなという印象を受けます。
今日はそんなロルガ村のお昼すぎの様子です。
村の人々が土壁の中に集まってきました。
何をするところでしょうか?
みんな一斉におじぎを始めます。
この日2度目のイスラム教の礼拝でした。
緑のサヘルがプロジェクトを行なっている村の住民のほとんどがムスリムなので、1日5回の礼拝を行なっているのです。
ちっちゃい男の子たちも、靴を脱いできちんと正座しています。
お祈りの仕方もなかなか板についていますね。
この時期、村人たちは来る雨季に備えて、畑に堆肥を詰める作業を行なっています。
この男の子たちも家畜の世話をがんばっています。
緑のサヘルもメンバーになっている「ゼロ・ハンガー・ネットワーク・ジャパン」。
このネットワークの海外活動のひとつで、緑のサヘルが協力して行なっている、ブルキナファソの地元NGOによる野菜栽培の様子をライブラリに追加しましたのでご覧下さい。
東日本大震災で被災された皆様にお見舞い申し上げますと共に、お亡くなりになられた方々に対し、心よりお悔やみ申し上げます。
このたびの災害に対し、多くのNGOが立ち上がっています。残念ながら「緑のサヘル」は災害支援のプロではありませんので、今回は以下のとおり募金の呼びかけという形で、被災地で活動を行なっているNGOを側面支援することにしました。
「緑のサヘル」も参加しているNGOのネットワーク、「(特活)国際協力NGOセンター(JANIC)」には、96団体が正会員として加盟しています。このうち、国内外の緊急災害支援に高い専門性と実績を有する32※団体が、現在被災地で救援活動を行なっています。
JANICでは、東日本大震災で被災された方々を支援するため、「東日本大震災 支援活動まとめて募金」を開設しています。こちらへのご寄付は、被災地で活動を続けている32※団体に均等に振り分けられ、被災地のニーズに応じた迅速な人道支援に役立てられます。皆さまのご協力をお願い致します。
(特活)国際協力NGOセンター(JANIC) http://www.janic.org/
東日本大震災 支援活動まとめて募金 http://www.janic.org/bokin/matomete/matomete14.php
(※2011年4月14日現在)
<東日本大震災・現地からのメッセージ>
3月11日(金)に発生した太平洋沖を震源地とする地震により、亡くなられた方々の
ご冥福をお祈り申し上げます。また被災された方々へ心よりお見舞いを申し上げます
とともに、一日も早い復旧復興を願っております。
当団体のパートナー団体より:
ブルキナファソ飢餓対策連盟
ブルキナファソ飢餓対策連盟の全てのメンバーより、今回の震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、そのご家族の方々、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。 代表 トラオレ・シモン
「ブルキナファソ飢餓対策連盟」と「緑のサヘル」は、「国際連合食糧農業機関(FAO)」を中心とした、飢餓を撲滅するための連携組織、ゼロ・ハンガー・ネットワークの一員として、ブルキナファソ各地で野菜栽培などの活動を行なっています。
緑のサヘルと協力して植林活動を行なっている小学校より:
カルゴ小学校
いろいろなメディアや新聞を通じて、日本で壊滅的な被害が生じ、何千人もの人が亡くなられたことを知りました。私たちの祈りが、喪に服している全て の家族の方に届くことを願っています。亡くなられた方々のご冥福を祈るとともに、二度とこのような災害が起こらないことを願っています。
サントルB小学校
保護者と教師と生徒たちの名において、また校長である私の名において。日本の方々が遭われた壊滅的な突然の出来事を目にし、犠牲者の方々の思い出に 対して、遠く離れた私たちからのお悔やみと悲しみをお伝えします。私たちが示す同情は、疑いなく精神的な支えであることの示しであり、深いつながりの証で す。
コングシ市立バム小学校
日本の兄弟姉妹の皆さん。私と全ての教師、生徒、保護者、PTAから、今回皆様が受けられた被害に対して、お悔やみを申し上げるとともに、私たちが 皆様と共にいることをお伝えします。また、私たちは、失われた全ての思い出に哀悼の意を表し、亡くなられた方々の魂に平安が訪れるように願っております。 今回の震災で被災された全ての方々の支えになれば、と心から願っています。最後に、「二度とこんなことが起きないように」と願う私たちの心からの叫びをお 伝えします。
親愛なる日本の皆さん、このたび皆さんがお受けになった大きな被害に対し、全ての教師と子供たち、保護者を代表して、お悔やみ申し上げます。失われ てしまった全ての思い出に哀悼の意を表すると共に、犠牲となった方々の魂が、安らかにお眠りになられますようお祈り致しております。本当に、もう二度とこ のような悲劇は、起きてほしくありません。
私たちは、今回被災された全ての方々の支えになりたいと、心から願っています。日本の皆さん、私たちの心は、いつも皆さんと共にあります。一緒に頑張りましょう。
ワガドゥグ市ブルミウグ学区
ブルキナファソの首都ワガドゥグにあるブルミウグ学区の責任者を務めているサラム・ヤラと申します。3月11日に日本の東北地方を襲った大震災によって14,000名以上の方々がお亡くなりになり、多くの都市が壊滅的な被害を受けたことを、メディアを通じて知りました。
私ども教員、そして子供たちは皆、一様に大きな衝撃を受け、日本の皆さまが受けておられる苦しみを、まるで我が事のように受け止めています。全てのブルキナファソ国民が、日本の皆さまのお気持ちを慮っています。
皆さま、どうか元気を出して皆さまの素晴らしい国、日本の再建に向けて、力強く立ち向かって下さい。
先日、コングシのヤルカ村で女性を対象とした改良かまどの講習会を行ないました。
村で一般的に使われている3つ石かまどよりも、改良かまどの方が燃料効率が良いということは、
ブルキナファソの小学校の教科書にも載っています。
改良かまどを正しく使えば、薪の使用量を最大で40~50%減らすことが出来るため、
地域の環境保全につながります。
また薪集めは女性の仕事なので、薪の使用量が減れば女性たちの家事負担が軽くなります。
そのため、かまど実習の定員は20名だったのですが、村の女性たちの関心がとても高く、1日目の講義には40人近くの人が集まりました。
講習会は和気藹々とした雰囲気のなか作業が進められ、とても楽しそうでした。
講師の説明に皆熱心に聞き入っています
かまどの土台となる石を用意している最中です。
緑のサヘルは2011年より、ゼロ・ハンガー・ネットワーク・ジャパンが行なっている飢餓と栄養不良をなくすための海外プロジェクトをお手伝いしています。
ゼロ・ハンガー・ネットワーク・ジャパンはFAO日本事務局を中心とした市民団体などの連携組織で、世界から飢えや栄養不良をなくすための取り組みを国内外で行なっています。
緑のサヘルが支援しているのはブルキナファソで活動している3つの地元市民団体で、現在野菜の栽培が進められています。
野菜は換金性が高く、特に地方に住んでいる住民にとってはとても大切な現金収入源です。
穀物の収穫が終わる12月頃から、たまねぎやトマトなどの苗づくりを始め、次の雨季が始まるまで栽培が続きます。
収穫作業中のペンウェンデの女性たち
テールターバでは着々と苗の植え付けが行なわれています
プロジェクトの詳細については、ゼロ・ハンガー・ネットワーク・ジャパンHPにもありますのでご覧下さい。
http://zerohunger-jp.org/abroad/detail/detail_02.html