「ブルキナファソ」 カテゴリー過去記事の一覧

小学校の授業風景

火曜日, 7月 5th, 2011

緑のサヘルが緑化支援活動を行なっているバム湖周辺の小学校。

炎天下の中、小学校から9キロ離れた村から通ってくる生徒もいます。

モゴデン (21)

ここは教室と教室の間にあるスペースなのですが、暑い日中に授業が行なわれることもあります。

1クラスに100人以上の生徒がいることも稀ではありません。


モゴデン (22)

算数の時間みたいですね。

足し算、うまくできているでしょうか。


プロテスタント (13)

もちろん体育もあります。


プロテスタント (17)

チーム別に色分けされていてかわいいですね。

これからリレーを始めるようです。

木陰が少ないため太陽が容赦なく照りつけますが、子どもたちはとてもパワフルです。


ボボの市場

金曜日, 7月 1st, 2011

ブルキナファソは今、雨季真っ最中です。

でも今年は緑のサヘルが活動しているバム県のコングシ付近ではあまり雨が降っておらず、農家の人たちが心配そうにしていました。


日本の様に、同じブルキナファソ国内でも北から南にかけてだいぶ環境が変化します。

例えば北はバオバブやバラニテスといった乾燥に強い木しか生えていないのに対し、南はサトウキビ畑や滝があって緑がたくさんあるな、という印象を受けます。


その南にあるブルキナファソ第2の都市、ボボディラッソに行ってきました。

ここは乾季でも雨が降るくらいで、降雨量は比較的安定しています。

そんなわけで市場に並んでいる野菜や果物も、種類が豊富で大きい!


Bobo_M_10

これはスイカ。

山と積まれているこのスイカ、シュガーベイビーといって、

首都ワガドゥグには売っていないタイプです。

4キロくらいのサイズで約100円。

とっても甘くて美味しいです。



Bobo_M_21


Bobo_M_04

たいがいの野菜がワガドゥグのものより大きく、また安い値段で買うことができます。


Bobo_M_24

これはボボならではの、乾燥いも虫です。

エビみたいで大好き、という人もいれば、ブルキナファソ人でも「いや、食べられない・・・・」という人も。

ここではサンドイッチの具としても大活躍しています。

10円でも大量に買えますので、ブルキナファソ旅行をされた際には試しにどうぞ。





雨季のバム湖

月曜日, 6月 20th, 2011

ブルキナファソのバム県は、緑のサヘルが2007年から活動を展開している場所です。

バム県で最も大きな役割を果たしているのがバム湖で、

湖に面する40の村の他、多くの村々がこの湖を水源にしています。


しかし70年代半ばの大干ばつでその面積の大半が失われ、

それ以降は周囲からの土砂流入とその堆積により水深が浅くなりました。

そのため、乾季に縮小した湖面が雨季には3倍に拡大します。

この湖の氾濫によって、近年は湖周辺での耕作がかなり難しくなっています。


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植林した木もかなりの高さまで浸水します。


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雨季は、小船で対岸まで渡るのに片道30分かかります。

村によっては水の浸入が数キロに渡るところもあります。


緑のサヘルはこのバム湖の湖岸に、水に強い樹木を植えて自然の堤防を作り、

湖岸の崩落と湖水の氾濫を防ぐ取り組みを行なっています。


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だいぶ大きくなった苗木。

村の人たちは昼夜問わず見張りをし、苗木が家畜に食べられてしまわないよう、

大切に育てています。


ブアヤバのシアバター作製

月曜日, 6月 13th, 2011

ブアヤバは、ゼロ・ハンガー・ネットワークジャパンが海外活動の一環として野菜栽培の支援をしている女性グループです。

この女性団体は野菜栽培の他にも、シアバター作りや石けん作り、識字教室などの活動を行なっています。

先日、シアバター作りの現場におじゃましました。

(シアバターについてはこちら→シアバターの木


まず、シアバターの実を細かく砕きます。

BUAYABAカリテ工場 (6)


次にシアバターの実を砕いた粉と水を混ぜます。

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こんなチョコレート色に。


さらに水を足してよく練りこんでいきます。

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なんとなく餅つきを思い出させるようなテンポの良さで混ぜてゆくと・・・・


油分が分離して、白い物体が浮いてきます。

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油分だけ取り出すと、こんな色の違いに。

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この左のものを火にかけ、さらに水を飛ばします。

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ひたすらぐつぐつ煮込みます。

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こうして抽出したオイルを冷やして出来上がったのが美味しそうな色をしている下の製品。

保湿力抜群のクリームです。

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左手に見えるのが原料のシアバターの実。

この様にシアバターは手作業で丁寧に作られています。




テールターバの野菜畑

水曜日, 6月 8th, 2011

ゼロ・ハンガー・ネットワーク・ジャパンからの支援を受けて行なっているプロジェクトのひとつ、

テールターバの野菜栽培も収穫の時期を迎えています。


この場所はもとから畑として使われていたわけではないので、

まず土地を開墾するところから始められました。

テールターバのメンバーたちは夜も栽培サイトに泊まりこんで作業を続けています。

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3月に動力ポンプで引いてた水を、手で畑に行きわたらせていましたが・・・(写真上)

5月には、下の写真のような青々としたたまねぎ畑に変身しました。

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この上の葉の部分も、ご飯にかけるソースの材料として市場で売ります。


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トマト作りも試みたのですが、今年は病気になってしまってあまりとれませんでした。

次回に期待です。




出張の途中で

土曜日, 6月 4th, 2011

ある日出張で村まわりをしていると、どことなく雰囲気の違う景色が見えてきました。

いつも見ているモシ族の家の形と違う・・・?

村1

なにやらフルベ族のお家みたいですね。

移動式でしょうか。


村2

村の中に入ってみました。

なにやら穴がいっぱい掘ってありますが・・・。


作業1

金の採掘現場でした。

村ごと移動して、金を掘っているのです。


作業2

砂金をとっているところを見学させてもらいました。

50~100mほど土を掘れば砂金がでるそうで、村の人たちが全ての作業工程を手で行なっています。

こうした金の採掘現場というのはブルキナファソ全土に点在しており、出稼ぎにいく人の数も相当数います。



首都を空から見たら・・

水曜日, 6月 1st, 2011

西アフリカの内陸にあるブルキナファソの首都はワガドゥグです。

何度かここのコーナーで街並みをご紹介してきました。

今回は空撮です。

これは2008年のワガドゥグの様子。

雨季の最中なので、緑が青々としています。

雨季は定期的な降雨のおかげで、地面から巻き上がる砂もだいぶ少ないですが、

乾季に吹き荒れる砂埃は相当すさまじく、現地の人も喉や目を痛めています。

ブルキナファソ.

今年も雨がたくさん降りますように。



ニワトリ

金曜日, 5月 27th, 2011

現在、主にバム湖周辺で活動を行なっている緑のサヘル。

たまに村の人たちから農産物を頂くことがあります。

今回頂いたのはニワトリ。

こういう場合、警備員の男の子に下ごしらえを頼むことが多いのですが、

今回は5羽もいるのでしばらく庭で飼うことにしました。

しかし夜になると高い場所を求めて、駐在員の自転車の上で眠るように・・・。

朝になると自転車のカゴなどいたる所にニワトリの糞がついていて困りものです。


この頃朝は5時前から、目の前にあるモスクのアザーンとニワトリの鳴き声5重奏に悩まされるようになったサヘルスタッフです。

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ワガドゥグの街並み4

金曜日, 5月 20th, 2011

ブルキナファソの首都、ワガドゥグは年々大きくなっています。

周辺の村々を合併して、ワガドゥグの人口は現在160万人ともいわれています。


水売り

水売り屋さん。

5リットルの黄色いポリタンク1個分の水で15FCFA(日本円で約3円)です。


ケータイ

こちらはケータイ部品屋さん。

ケータイにつけるカバー等々、様々なものが出回っていますが、日本のようなストラップは見かけません。


ごはん

道端のごはん屋さん。

テイクアウトすることもできるし、後ろの屋根がついた場所で食べていくこともできます。

値段は場所によってまちまちですが、一皿100FCFA(約20円)位からでしょうか。


車で30分も走れば、中心街の喧騒がうそのように、のどかな風景に変わっていきます。



13時半のロルガ村

月曜日, 5月 9th, 2011

緑のサヘルがJICA草の根事業を行なっているロルガ村は、とても雰囲気のいい村です。

村長さんの人柄によるものなのか、プロジェクト現場を訪れるたび、団結力がある村だなという印象を受けます。


今日はそんなロルガ村のお昼すぎの様子です。

ロルガ村

村の人々が土壁の中に集まってきました。

何をするところでしょうか?



ロルガ村(2)

みんな一斉におじぎを始めます。


この日2度目のイスラム教の礼拝でした。

緑のサヘルがプロジェクトを行なっている村の住民のほとんどがムスリムなので、1日5回の礼拝を行なっているのです。


ロルガ村 (4)

ちっちゃい男の子たちも、靴を脱いできちんと正座しています。


ロルガ村 (3)

お祈りの仕方もなかなか板についていますね。

この時期、村人たちは来る雨季に備えて、畑に堆肥を詰める作業を行なっています。

この男の子たちも家畜の世話をがんばっています。



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