ザイ・ディゲットと蜂蜜
ブルキナファソでは少し暑さも和らぎ、各地で雨の降る日もでてきました。
本格的に雨季が始まるのは6月に入ってからですが、緑のサヘルが活動を行なっているコングシ地域ではまとまった雨が2度降り、バム湖に近い所などは道が氾濫して、車での移動ができなくなっている場所もあります。
そんなコングシで、土壌回復と農作物の生産向上のためのディゲットとザイの設置が、だいぶ進んできました。
村の共有地に設置されたディゲット。
村では穀物収穫量向上への期待が強く、住民全員にメリットがある共有地へのディゲット設置が優先して行なわれました。
こちらはディゲットの向こう側にザイが施されています。
これはザイのアップです。
以前お伝えした「堆肥作り」で作っていた堆肥を穴の中に入れています。
一方、養蜂のプロジェクトも順調で、蜂蜜の収穫も安定してきました。
そのため、以前から村人の要望が強かった養蜂箱の追加設置を行なう予定です。
左側がマスタードの空き瓶(500g)に詰められた蜂の巣入りの蜂蜜。
右側は1リットルサイズのボトルに入ったろ過済みの蜂蜜です。
村の人たちには左のタイプの方が人気のようです。
これからはミツバチの活動が活発になる季節。
軌道にのってきた養蜂プロジェクトがますます楽しみになります。
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- 投稿日時:2010年5月24日
- 投稿者:s_admin