ラクダがこんにちは
今日、緑のサヘルのブルキナファソ事務所を突然訪れたのはラクダに乗った男性。
ブルキナファソ北部のゴロムゴロムからやってきたフルベ族の彼は、事務所の近所の家々を、ラクダを見せて回っているところでした。日本で言うところの猿まわしのようなイメージでしょうか。緑のサヘルスタッフもラクダに乗せてもらいました。
勢いよく水を飲んでいるラクダさん。学校帰りの子どもたちも興味津々です。
ブルキナファソの北部にはフルベ族という牧畜を営んでいる民族がおり、彼らはもともとサヘル地域で遊牧生活を行っていました。彼らのいるところにはラクダもよく見かけます。
耕作をしている他の部族がフルベ族に頼んで、自分たちの土地にしばらく滞在してもらい、その土地にフルベ族の家畜が糞を落とすことで、糞が堆肥代わりになり、土地を肥沃にする、ということをやっているところもあります。
フルベ族のお家
家の中の様子
右手に黒くみえるつぶつぶが、家畜の糞です
広大な地域に、いくつもの国にまたがり住んでいるフルベ族はまた、美しい工芸品をつくり、たくさんの民話を継承している部族でもあります。
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- 投稿日時:2010年3月20日
- 投稿者:s_admin