ホームページの「ライブラリー」に、現地の写真を追加しました!
(地域農業、村落植林、小学校植林、養蜂、家畜飼育)
サヘル地域の様子を、ぜひご覧ください!
▼アクセスはこちら▼
http://sahelgreen.org/library
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ブルキナファソ中北部にあるバム湖にて行っている植林では、ユーカリとマンゴの苗木を植林しています。
今回は、2014年5月に植林したマンゴの植林後の様子をお伝えします。
マンゴの葉は家畜(動物)に食べられてしまうことが多いので植林後の管理が難しいのですが、各植林サイトでは苗木に保護柵を設置したり、植林サイトの敷地全体に家畜の侵入を防ぐ柵を設置したりと、一生懸命管理しています。
ユーカリは成長すると用材として使用することができるようになりますが、マンゴは苗木が成長すると実をつけ、住民自身が食べることもできれば、市場などで販売することができるようにもなります。
美味しいマンゴを収穫できることを期待してか、多くの住民の方々にはマンゴの植林が望まれています。
数年後、たくさんの美味しいマンゴの実が結実することを期待しています!!
コンディビト村のサイトにて、マンゴの苗木と管理人さん。
コンディビト村にはサイトが2か所あり、上記のサイトとはまた別のサイトに植林したマンゴの苗木。
バディノゴ村のマンゴは、家畜の食害を防ぐための保護柵を設置しています。
ブルキナファソでの活動報告より、湖岸植林@バディノゴ村の活動をお知らせします!
ブルキナファソ中央北部州バム県コングシ郡にあるバディノゴ村。
ここでは、近隣にバム湖という比較的大きな湖があり、その周辺で植林を行っています。
2009年に、ここバディノゴ村では初めてユーカリを植林し、2014年5月に訪問した際には、かなりの大きさになっていました。
大きくなったユーカリの木は、昨年から用材として販売されるようになりました。
これにより、収入の改善が見られ、住民の方の家計が助かっているとのことです。
ユーカリの植林サイトと管理人さん。
用材として伐採したユーカリのうち、少し前に切られたものについては、すでに切株のところから新しい芽が出ており(萌芽)、これが成長すると再度用材として使用できることから、住民の方はこの植林サイトにユーカリを植え、長年管理をしてきた甲斐があったと喜んでいます。
伐採したところから新しい芽が育ちました。
2009年に植林したサイトの近くには、2011年から2012年にかけて植林を行ったサイトがあります。
2009年同様、順調に成長を続けていることから、あと数年後にはこちらのユーカリたちも用材として使用できるようになるでしょう。
今後の経過が楽しみです!!
2011年~2012年の植林サイト。
今回は、住宅エコポイントからご寄付を頂いて行った活動の報告をいたします。
住宅エコポイントとは地球温暖化対策の推進及び経済の活性化を図ることを目的として、エコ住宅を新築された方やエコリフォームをされた方に対して一定のポイントを発行し、これを使って様々な商品との交換や追加工事の費用に充当することができる制度です。
この制度から頂いたご寄付(平成24年5月~平成25年4月振込分)により、ブルキナファソ中央北部州バム県コングシ郡ヤルカ村において以下の活動を行いました。
<活動期間>
2012年4月~2013年3月
<ご寄付をいただいた金額>
2,731円(平成24年5月~平成25年4月振込分)
<ご寄付の使途>
当該村に設置された1haの保護区へ植栽するための在来樹種の苗木、1,500本を購入しました。内訳は、アカシア・ニロチカ:1,300本、アカシア・アルビダ:40本、バオバブ:10本、ネレ:80本、カイセドラ:65本、シアーバターノキ:5本、です。
<活動の効果>
これらの苗木は、住民によって保護区内に植栽されました。植栽後は、住民による水やりや害虫駆除などの管理作業が続けられています。シアーバターノキのみ成育率が20%でしたが、他の樹種はいずれも100%の成育率でした。蜜蜂の蜜源になることを期待しています。
苗木を運んでいるところ。
植林後の様子。
住民の方が灌水(水やり)を行っているところ。
住宅エコポイントの「緑のサヘル」のページはこちら↓↓
http://jutaku.eco-points.jp/user/item/category06/K233/index.html
皆さま、こんにちは!!
下の写真をご覧ください!!
さて、木にぶら下がっているものが何なのか、ご存じでしょうか??
日本では写真のような状態でみることはほとんどありませんが、これを乾燥させたものは良く見かけると思います。
正解は、「ひょうたん」でした!!
ブルキナファソで発見するまで、ひょうたんがこのように木からぶら下がってできるとは知らなかったので、ビックリしました。
ブルキナファソでは、毎年年末にかけて穀物の収穫期となります。
この時期、住民の皆さんは様々な穀物を収穫するために、毎日大忙しです。
穀物を収穫する際には、十分に乾燥させてから穀物庫に貯蔵することになります。
よって、ミレット(トウジンビエ)やソルガム(モロコシ)、トウモロコシを十分に乾燥させなければならないわけですが…。
どのように乾燥させているのか、ご存じですか?
今回は、トウモロコシの乾燥方法を紹介したいと思います。
住居のまわりの木の棒に引っ掛けて乾燥させる。
木の幹に引っ掛けて乾燥させる。
大きな木の上でトウモロコシを乾燥させていますが、いったいどうやってのせたのだろう?と思ってしまいます。
高いところまで、たくさんのトウモロコシを運ぶのは大変ですよね。
蛇籠設置後の様子、第二弾です!
以前、蛇籠(鉄線を用いて籠を作り、その中に砕石を詰め込んだもの)を設置したことでむき出しになった樹木の根が砂で覆われたというお話しをしましたが、覚えていただけてますでしょうか?
蛇籠の効果が発揮され、様々な場所で土壌(砂)の流出が抑えられ、砂が堆積するようになりました。
砂を手で掬ってみたところ。
さらに、蛇籠を設置したおかげで土壌回復の効果もあったのか、生育状況も改善され、新葉が出るようになるなどシアの木の成長が良くなりました。
蛇籠設置場所周辺のシアの木。
様々なところで蛇籠の設置効果が見られ、嬉しい限りです。
さらに、自然環境や住民の生活環境に、良い効果がもたらされることを願っています。
今回の話に出てきたシアの木ですが、この木の実を使って作られるのが「シアバター」です。
シアバターのクリーム(ハンドクリーム等として使用できます!)を「緑のサヘル」もイベントなどで販売しています。
様々な匂いのシアバタークリームがありますので、是非イベントなどにお越しいただき、試してみてください!!
皆さまこんにちは!!
寒い日と暖かい日と、気温差が激しい毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか?
日本でもいちご狩りのシーズンとなっていますが、ブルキナファソにおいても、首都ワガドゥグには限られますが、いちごが販売される季節となりました。
ワガドゥグの市場で販売されているいちご。
日本のいちごと比べると小ぶりで少々すっぱいのですが、味は美味しく、ブルキナファソでいちごを食べられるということに感激してしまいます。
ワガドゥグにあるレストランでは、いちごパフェを食べられるところもあります。
いちごのシーズンが終わると、次はマンゴのシーズンが近づいてきます。
美味しい果物がたくさん食べられるブルキナファソ。
食べ物の楽しみがたくさんありますね♪
皆さま、栽培地の地力回復のために行っている活動の中で、ザイやディゲットのほかにどのような活動を行っているかご存じでしょうか?
バム湖周辺のタンギエマ村では土壌流出が激しく、砂が雨で流れてしまい、樹木の根がむき出しになっているところがありました。
根っこがむき出しになった木の写真。
そこで設置したものが、蛇籠(鉄線を用いて籠を作り、その中に砕石を詰め込んだもの)です。
設置された蛇籠。
ディゲット(石堤)を設置するのと同様に、石を並べるとともに鉄線の網状になった蛇籠を設置することで、激しい土壌流出を抑え、砂(土)が堆積するようにします。
蛇籠を設置したことで、樹木の根がむき出しになったところが砂で覆い被されました。
根っこが砂で埋まった様子。
このように、土壌が流れてしまって栽培地として使用することができなかった土地でも、蛇籠の効果により土壌が堆積し、栽培地を広げることができました。
今後は、栽培地が拡大することによって、住民の方々の作物の収穫量が増えることを願っています。
新年明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。
皆さまからは多くのご支援を賜りまして、誠に感謝申し上げます。
一昨年に引き続きマリなど隣国の影響を受け、ブルキナファソの治安も安全ではないとされ、2013年の初めから渡航制限がかかったため「緑のサヘル」の活動地であるバム県コングシ市に立ち入ることができなくなってしまいました。
しかし、ブルキナファソ国内の治安状況は安定に向かう兆しがあり、2013年9月より渡航制限が引き下げられたことで、再びコングシ市に立ち入ることができるようになりました。
このような状況においても、現地の方々は熱心に活動に取り組み、様々な成果を出してくれました。
家畜飼育ではたくさんの仔羊が生まれ、ザイ(堆肥穴)・ディゲット(石堤)の効果もあり穀物の収穫もできました。
今年も現地の方々と協力し、食料生産と生活の向上を目指し、活動に取り組んでいきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
タンポンガ村で2013年11月に収穫されたソルガム。