「みんなで食べる幸せを」 第3回「アフリカ・サヘル地域での食料問題の考え方~ブルキナファソの場合~」

~食料問題を考えるシリーズ「みんなで食べる幸せを」~の第3回「アフリカ・サヘル地域での食料問題の考え方~ブルキナファソの場合~」を8月21日に開催しました。

本セミナーでは緑のサヘル代表 岡本敏樹が講師を務めました。


・・・・内容・・・・

「緑のサヘル」が活動を行なっている西アフリカ・ブルキナファソでは、降水量の減少や土地の劣化により、穀物の収穫量が不安定です。そのため食料問題が発生した場合、解決策として自給自足を目指した農業生産の改善・強化が重視される傾向にあります。しかし、「食の流れ」という立場、生産された農産物がどのような経緯をたどって家庭の食卓に並ぶのか、という視点から考えると、農業による生産向上だけが、唯一の解決とは限りません。


ブルキナファソでも日本でも、人々は食料を「生産」するだけではなく、「流通」「保存」という過程を経て、「購入」することで確保しています。そして、こうして手に入れた食料を「調理」して、日々の食事を整えています。食料問題への対策を考えるには、このような実際の「食の流れ」を踏まえ、自分たちの「食生活」を振り返り、「消費者」の立場からの視点を持つことが大切になります。


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当日は、NGO/NPOや国際機関の関係者や省庁職員、学生、会社員の方など、26名が参加してくれました。「食料問題を考えるのに、生産以外についても考えていく必要があることに気付いた。」「日本とブルキナは先進国と途上国で経済的に差がありますが、食料に関して似たような問題が存在していることに驚きました。」「今回のセミナーで新たな視点を持つことができ、この経験をいつか社会貢献に生かしていきたい。」といった、多くの意見をいただきました。